
”インテリア”というと、建築や住宅の室内装飾というふうに一般的には理解されており、
外見上の美しさや、センスの良さなどが大切だと思われがちですが、
今やその範囲を超えて、もっと人の身体や心に直接的に影響を与えることが明らかとなっています。
アレルギーや、シックハウス症候群、そして環境ホルモンを含む素材などの物質的な側面から、
色や香りが人の五感に働きかける作用まで、”インテリア”が人に与える影響はとても大きなものです。
最適なインテリアが人に安全性や精神的な安らぎ、そして心地よい時間を与え、
さらにそれらが自己治癒力を高めるならば、”インテリア”と”医学”はとても密接に関係していると言えるでしょう。
医療施設専門のインテリアコーディネーターとしての私の豊富な経験と、
多くの医学研究者の方々の研究結果をもとに、室内環境が人に与える影響力を有効に活かし、
インテリアコーディネートに取り組む提案をいたします。
まさに、”インテリア”と”医学”のコラボレーションです。このようなマインドを総称して「インテリア医学」と名づけました。
「インテリア医学」という言葉には、未知の要素がたくさん含まれており、これからの展開に多くの期待が寄せられています。
健康な人のためのインテリアコーディネートのみならず、医療福祉施設向けのインテリア提案や、高齢者に優しい空間づくりのご提案など、
これからも積極的に取り組んでいきたいと思っています。
イラスト制作:アドアチーブ株式会社 國府 佳奈 |